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素材
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耐火石膏
たいかせっこう
Refractory Plaster
キャスト・ロストワックス・Pâte de Verrなど鋳造・型成形に使う耐火性の石膏材料。組成によって耐熱性・収縮率・鉛系ガラスとの反応性が異なる。
詳しく
耐火石膏(Refractory Plaster、investment)は、ガラスキャスト・ロストワックスキャスト・Pâte de Verrなどの型成形で使う耐火性の石膏材料である。主成分の焼石膏(CaSO₄·1/2H₂O)に、シリカ・アルミナ・カオリン・ジルコン等を配合することで、ガラスの最高温度(800〜900°C)に耐える耐熱性を付与している。市販品にはBullseye 50/50(プラスター50%+シリカフラワー50%)、R&R 910/965(北米標準)、C-2G(吉野石膏)、G-2(ノリタケ)などがある。
耐火石膏の選択で最重要なのは硫酸塩含有量で、硫酸塩が多い製品は鉛系ガラスと反応して硫化黒化を引き起こす。近岡令(2012)はDIY配合として焼石膏:珪砂粉=1:1(重量比)を公開しており、市販品より安価で入手容易な実用的配合として継続運用されている。結晶質シリカはIARC Group 1(ヒトに対して発がん性あり)に分類されるため、粉末取り扱い時は必ずN95以上の防塵マスクを着用する。
関連概念
ロストワックスキャスト(lost-wax-cast)・ファイバー鋳型鋳造技法(fiber-mold-casting)・硫化黒化(sulfide-blackening)・タルク(talc)・セラミックファイバー(ceramic-fiber)と合わせて、型材料の選択指針を理解する。

