← ことばたちへ戻る
技法
🌐 Language
プレスフュージング
ぷれすふゅーじんぐ
Press Fusing
並列レイアウトしたガラスの上に離型紙+棚板を重しとして被せ、800°Cで収縮を抑えながら1層厚で熔着する技法。
詳しく
プレスフュージング(Press Fusing)は、並列レイアウトしたガラスの上に離型紙+棚板を重しとして被せ、800°Cで加熱して1層分の厚みに熔着させる技法である。重しが上からガラスを押さえることで、ガラスが収縮してすき間が生じるのを防ぎ、均一な薄い板として仕上げることができる。近岡令(2021, p.102)が体系化した。
通常のフルフュージングでは表面張力により縮小傾向があるが、プレスフュージングでは重しによる物理的な制約がこの収縮を抑制する。重しとなる棚板はガラスへの熱伝導を遅延させるため、実質的な加熱速度がゆるやかになり、均熱化が促進される利点もある。最終的に薄く軽やかな板ガラス作品を得るのに適した技法であり、大きな面積の均一な薄板を作る際に有効である。
関連概念
ブロックフュージング(block-fusing)・フルフュージング・枚数効果(plate-count-effect)・継ぎ目設計則(joint-design-rule)と合わせて、熔着技法の選択指針を理解する。

