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温度・粘度
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predry(石膏型予熱)
ぷりどらい
Predry
キャスト前に石膏型を低温で乾燥させる工程。水分が型内部に残ると焼成中に蒸気で型が爆裂する危険がある。90℃・230℃・480℃の三段階で実施する。
詳しく
predry(石膏型予熱、Predry)は、ガラスキャスト(ロストワックスキャスト・ボックスキャスト等)において石膏型にガラスを充填して本焼きする前に、石膏型を段階的に低温加熱して水分を完全に除去する工程である。石膏型内部に水分が残ったまま本焼きの高温域(800°C以上)に加熱されると、水分が急激に蒸気膨張して型が爆裂(破裂)するリスクがある。型の爆裂はガラスの損傷と電気炉の故障の両方につながる重大な事故であるため、predryは安全な焼成の必須前提工程である。
predryの標準的な三段階プログラムは、①90°C保持(結晶水蒸発前段)→②230°C保持(結合水脱離)→③480°C保持(α-クリストバライト相変化点通過)の順で構成される。各段階での保持時間は型のサイズ・厚みに応じて調整し、大型厚物型では数時間〜1日かける場合もある。predryは多くの場合、本焼きプログラムのA〜B段階として組み込まれるか、前日の別焼成として実施される。石膏型の重量が焼成前後で大幅に減少(水分損失)することで完全乾燥を確認できる。
関連概念
近岡式自作耐火石膏(chikaoka-plaster)・G-2(ノリタケ)(g2-noritake)・ロストワックスキャスト(lost-wax-cast)・熱拡散率κ(thermal-diffusivity)・流動・キャスト域(flow-cast-zone)と合わせて、キャスト焼成の安全な準備プロセスを理解する。

