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検査・光学
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偏光板測定
へんこうばんそくてい
Polariscope Test
2枚の偏光板でガラスを挟んで光を透過させ、残留応力(retardation)を干渉色として可視化する検査法。
詳しく
偏光板測定(Polariscope Test)は、2枚の直交した直線偏光板(および必要に応じてλ/4波長板)の間にガラスを置いて白色光を透過させ、ガラス内部の残留応力を干渉色(複屈折による光の干渉)として可視化する検査法である。応力の大きさと方向に応じてガラスの屈折率が変化する光弾性(photoelasticity)現象を利用している。ASTM F218などの規格に準拠した測定プロトコルが存在する。
作家レベルでの簡易セットアップは直線偏光シート2枚(Edmund Optics #43-783等)+白色LEDライトパネルA5で約15,000円程度で構築できる。著者(近岡令)も自作の簡易セットアップで歪検査板を運用している。判定基準はBullseye推奨が10 nm/cm以下(保存品質では5 nm/cm以下)で、retardation値が大きいほど残留応力が高く長期破損リスクがある。OYF厚物でも偏光板測定による歪チェックが実施されており、理論計算より短時間の焼成でも許容範囲内の応力値が確認されている。
関連概念
光弾性(photoelasticity)・retardation(retardation)・Michel-Lévy チャート(michel-levy-chart)と合わせて、偏光板測定の原理から実施手順までを体系的に理解する。

