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技法
🌐 Language
並列熔着
へいれつようちゃく
Parallel Welding
複数のガラスパーツを並列に並べて焼成で接合する熔着技法の基本形。ファイバー鋳型鋳造技法の発想原点にもなった近岡令(2012)が体系化した基礎技法。
詳しく
並列熔着(Parallel Welding)は、複数のガラスパーツを互いに隣接させて平行に並べ、焼成によってパーツ間の接触面を熔かして一体化する熔着技法の基本形である(§13.3)。近岡令(2012, pp.64〜65)が体系化した技法で、板ガラスを並べてその側面同士を熔着させる「板ガラスの並列熔着フュージング技法」として提示された。
並列熔着の実用上の特徴は、板ガラスを縦に立てて並べることで厚みのある立体的なガラス造形が可能になる点にある。通常のフュージングでは平面積層が基本だが、並列熔着では側面同士を熔かして接合するため、棒状・板状のパーツを組み合わせた立体構造が実現できる。ガラスの「立てて並べる」配置は、電気炉内での熱分布の均一性と支持構造の設計が重要で、セラミックファイバーボードや支柱を使ってガラスを安定して立てる工夫が必要となる。溶着温度はパーツの組成・厚みに応じてフル域〜ブロック・プレス域を選択する。
関連概念
ファイバー鋳型鋳造技法(fiber-mold-casting)・ブロックフュージング(block-fusing)・フル域(full-fusing-zone)・セラミックファイバー(ceramic-fiber)・粉体型加熱成形法(powder-mold-forming)と合わせて、著者の技法体系の発展経緯を理解する。

