← ことばたちへ戻るEnglish
素材
🌐 Language
ガラス混用条件
がらすこんようじょうけん
Glass Compatibility Conditions
異なるブランド・組成のガラスを混用する際の実用条件。COE一致+粘度温度曲線一致が必要。偏光板テストで検証することが必須。
詳しく
ガラス混用条件(Glass Compatibility Conditions)とは、異なるメーカー・組成系のガラスを同一作品で混用(熔着・積層)する際に必要な物理的条件のことである。近岡令は「同じメーカーのガラスから選ぶことがフュージングのルール」と述べる一方、Q&Aでは「膨張係数が合っていれば理論上は違うメーカー同士でも熔かし合わせることはできる」と条件付きで容認している。本論の立場は「COE一致+粘度温度曲線一致」を実用的混用条件として提示する。
COEが等しいだけでは混用の安全は保証されない。なぜなら組成が異なれば粘度温度曲線の形状が異なり、同じ焼成温度でも一方が過融け・もう一方が未融けという不均一が生じ、内部応力が発生するからである。例えばBullseye COE90とOceanside System96(実際にはCOE96)は混用不可だが、同じCOE90表記でもメーカーが異なればリスクがある。唯一確実な混用確認手段は偏光板テスト(polariscope-test)による焼成後の残留応力測定で、retardation値が許容範囲内(≤50 nm/cm)であることを実測確認する。
関連概念
COE(coe)・粘度-温度曲線(viscosity-temperature-curve)・偏光板テスト(polariscope-test)・残留応力(retardation)・Bullseye COE90(bullseye-coe90)・ガラス転移(glass-transition)

