素材
Glass-Cast 910/965
ぐらすきゃすとくえんじゅうくえんろくじゅうご
Glass-Cast 910 / 965 (R&R)
Ransom & Randolph社製北米キャスト標準耐火石膏。硫酸塩含有のため鉛系ガラスと組み合わせると黒化リスクあり。910と965は混水率・硬化特性が異なる。
詳しく
Glass-Cast 910 / 965(R&R Glass-Cast)は、米国Ransom & Randolph(R&R)社が製造するガラスキャスト専用の投資材(耐火石膏)で、北米のキルンワーカーに最も広く使われる業界標準品である。910と965はシリーズ内の品番で、混水率・硬化時間・収縮率などの特性が微妙に異なる。共通の特性として: 高い耐熱性(900°C以上対応)、低収縮率、安定した型面品質、豊富な使用実績と技術資料(Bullseye TipSheetとの組み合わせ文献が多数)がある。
重要な注意点として、Glass-Cast 910/965は**硫酸塩(CaSO₄系)を主成分**として含むため、鉛系ガラス(Gaffer Casting Crystal等)と組み合わせると高温(900°C以上)でSO₃を放出し、鉛クリスタル黒化(lead-crystal-blackening)を引き起こすリスクがある。この点でCrystalcast M248(硫酸塩フリー品もある)や鉛フリー代替品との使い分けが重要。非鉛ガラス(Bullseye、Oceanside等)との組み合わせでは問題は生じにくい。日本国内での入手は輸入代理店経由になるため、G-2ノリタケ(g2-noritake)やC-2吉野石膏など国内品との比較も検討する。
関連概念
鉛クリスタル黒化(lead-crystal-blackening)・Crystalcast M248(crystalcast-m248)・Bullseye 50/50(bullseye-50-50)・近岡式耐火石膏(chikaoka-plaster)・耐火石膏(refractory-plaster)・耐火石膏予熱(predry)

