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設計・制御
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アニールクール(G段階)
あにーるくーる
Anneal Cool (Stage G)
焼成プログラム第7段階。徐冷点から歪点まで規定速度でゆっくり冷やす段階。速すぎると残留応力が固定され、偏光板測定で検出されるretardationが高くなる。
詳しく
アニールクール(G段階、Anneal Cool)は、焼成プログラム8段階の第7段階で、徐冷点(482°C)から歪点(442°C、Bullseye COE90基準)まで規定速度でゆっくり冷やすフェーズである。η-T-t軌跡言語では「cool(冷却)前段」に相当する。この段階での冷却速度が速すぎると、表面が先に剛体化し内部がまだ収縮する間に引張応力が蓄積され、残留応力として固定される。Bullseye COE90の標準設定は80°C/hで371°Cまで冷却だが、厚物では40°C/hやそれ以下が必要となる。
G段階は徐冷点と歪点の間にある応力緩和が効く最後の温度域を通過するフェーズで、この区間での冷却管理が最終的な作品の応力状態を決める。F段階(アニールソーク)で応力除去を行った後、G段階でさらにゆっくり冷やすことで、冷却中に新たな残留応力が蓄積しないようにする。近岡令は371°C×30分の追加保持をG段階終わりに設けることで、厚みのある作品でもG段階での応力蓄積を最小化している。この追加保持はBullseyeの標準プログラムにはないが、厚物には有効な安全策となる。
関連概念
アニールソーク(F段階)(firing-stage-f)・最終冷却(H段階)(firing-stage-h)・歪域(strain-zone)・偏光板測定(polariscope-test)・厚み二乗冷却則と合わせて、冷却フェーズの全体設計を理解する。

