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設計・制御
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最高温度キープ(D段階)
さいこうおんどきーぷ
Peak Hold (Stage D)
焼成プログラム第4段階。目標温度(ピーク)で保持し、ガラスの熔着・成形を完成させる段階。保持時間と温度の組み合わせが最終形状を決定する。
詳しく
最高温度キープ(D段階、Peak Hold)は、焼成プログラム8段階の第4段階で、目標温度(ピーク)でガラスを保持して熔着・成形を完成させるフェーズである。η-T-t軌跡言語では「peak(ピーク保持)」に対応する。この段階での粘性流動によってガラスの最終形態が決まる。フルフュージング(780°C)では10〜30分、ポットメルト(820°C)では内容物重量に応じた時間(soak = max(20, 重量[g]/100×6)分)が標準的な保持時間となる。
D段階のピーク温度と保持時間の組み合わせが最終形状を決める最重要パラメータであり、同時に失透リスクとのトレードオフ関係にある。高温・長時間ほどガラスの流動が進み細部流入や形状変化が完成するが、失透域の長時間滞留リスクも増す。近岡令が推奨する「電気炉ごとのキャリブレーションテスト」(3cm角×2枚重ね×5点)はD段階の実質的な温度分布を把握するための実験で、炉ごとのばらつきをD段階の温度設定に反映することが精度の高い制作を支える基盤となる。
関連概念
急速加熱(C段階)(firing-stage-c)・急速冷却(E段階)(firing-stage-e)・フル域(full-fusing-zone)・η-T-tフレームワーク(eta-t-t-framework)・VFT式(vft-equation)と合わせて、ピーク設計の物理的根拠を理解する。

