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設計・制御
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温度均一化(B段階)
おんどきんいつか
Heat Equalization (Stage B)
焼成プログラム第2段階。炉内温度を均一にするためのキープ(保持)段階。約500℃で1時間保持(標準)。大型・厚物作品ほど長く取る。
詳しく
温度均一化(B段階、Heat Equalization)は、焼成プログラム8段階の第2段階で、炉内の温度を均一化するためのキープ(保持)フェーズである。Bullseye COE90の標準は500°C付近で1時間の保持だが、炉サイズが大きいほど、また作品が大型・厚物になるほど延長することが推奨される。η-T-t軌跡言語では「soak(保持)」に対応する。棚板・ガラス・セラミックファイバー等の蓄熱量が異なる各部位の温度が均一化されることで、続く急速加熱(C段階)を安全に実施できる準備となる。
B段階の重要性は、電気炉の棚板と作品の上下・左右の温度差を解消する点にある。近岡令は炉内の四隅と中央に試料を置くキャリブレーションテストを推奨しており、電気炉固有の温度むらを把握したうえでB段階の時間を調整することが精度の高い焼成設計につながる。特に大型炉(幅60cm以上)や薄型ヒーター配置の炉では温度均一化に時間がかかるため、B段階を30分から2時間に延長することも珍しくない。B段階終了後のC段階(急速加熱)への移行タイミングが作品品質を左右する。
関連概念
初期加熱(A段階)(firing-stage-a)・急速加熱(C段階)(firing-stage-c)・焼成プログラム8段階(firing-program-8-stages)・熱拡散率κ(thermal-diffusivity)と合わせて、昇温フェーズの全体を理解する。

