素材
Bullseye COE90
ぶるずあいしーおーいーきゅうじゅう
Bullseye COE90
米国Bullseye Glass社製のCOE90アート用ガラス。キルンワーク全般に最も広く使われ、豊富な技術資料と色品揃えが特徴。
詳しく
Bullseye COE90(ブルズアイCOE90)は、米国オレゴン州ポートランドのBullseye Glass社が製造するCOE(熱膨張係数)90のアート用ガラスである。フュージング・スランプ・キャスト・ポットメルト・パート・ド・ヴェールなど、キルンワーク全般に最も広く使われる業界標準のガラスで、世界中のスタジオで採用されている。徐冷点(Annealing Point)はTg=482°C、軟化点はTs=677°Cで、COE90系の物性基準を定義している。
Bullseye社は膨大な技術資料(TechNote・TipSheet・ProjectSheetシリーズ)を無償公開しており、焼成プログラム・アニール計算・素材特性に関する科学的根拠のある情報を提供している。色品番体系(4桁数字:透明系1xxx・不透明系0xxx)が整理されており、色の管理がしやすい。Bullseye COE90系はPâte de Verre適性(焼結パラメータSc)が高く、失透リスクが相対的に低いことも特徴である。本論ではBullseye COE90を粘度-温度曲線の基準系として用いている。
物理データ
熱膨張係数(COE)90 × 10⁻⁷/°C。徐冷点(annealing point)482°C、歪点(strain point)438°C、軟化点(softening point)677°C。フルフュージング温度 約804°C。
製品の特徴
キルンワーク用カラーガラスの世界標準。色品揃えが豊富で、TechNote/TipSheet/ProjectSheetなど焼成プログラムと素材特性に関する技術資料が無償公開されており、学習と作品制作の両方で扱いやすい。
生産国
アメリカ合衆国(オレゴン州ポートランド)。Bullseye Glass Co. が製造。
関連概念
OYF(oyf-glass)・Oceanside System 96(oceanside-system96)・Effetre Murano(effetre-murano)・η-T-tフレームワーク(eta-t-t-framework)と比較することで、各ガラス系統の物性の違いと焼成設計への影響を理解する。
出典Sources

