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設計・制御
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徐冷キープ時間
じょれいきーぷじかん
anneal hold time
徐冷点で保つ時間。作品が大きい・厚いほど延ばす。
詳しく
徐冷保持時間(anneal hold time)は、ガラスを徐冷点付近の温度で一定時間保持する工程の長さです。ガラス内部に生じた温度差による残留応力を緩和するために必要な時間であり、作品の厚みが増すほど、またガラスの枚数が多いほど長い保持時間が必要です。保持時間が不足すると、後日突然の割れ(遅れ割れ)の原因になります。
COE90のガラスでは徐冷点は約482℃付近です。目安として6mmの作品で30〜60分、12mm以上の作品では2時間以上の保持が推奨されます。ただし炉の均熱性や作品の形状にも依存するため、初めての条件では保守的(長め)の設定で始め、徐々に最適化することが重要です。
関連概念
歪点(strain-point)以下では永久的な応力変化はなく、徐冷点(annealing-point)付近が最も効率よく応力を緩和できる。残留応力(residual-stress)の確認には偏光板を用いた透過光検査が有効です。

