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焼成は「サンプル数1の実験」— ノートを取る
電気炉での焼成は、科学の言葉でいえば 実験 です。同じプログラムでも、ガラスのロット差・窯の経年・棚板の状態で、結果は少しずつ変わります。だからこそ、記録が次の自分への最良の資料 になります。
完璧なノートでなくていいのです。「780°C・15分でフルフュージング、適正」——この一行でも、立派なデータです。逆に、ノートを取らないと、自分が何を学んだのかを後から再構成できません。せっかくの一回限りの実験が、消えてしまう。
残すと役立つのは、使ったガラス(メーカー・品番)/作品の寸法と厚み/焼成プロファイル/窯と棚板の場所/仕上がりと失敗の様子。できれば焼成前後の写真も。これらが溜まっていくと、「この組合せはこう焼ける」という、自分だけの辞書ができあがります。
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